「セブン‐イレブン 過疎地でのドローン配送 実証実験」
ドローンによる配送の実用化に向けて、各地でさまざまな取り組みが行われる中、コンビニ大手などが過疎地での実証実験を進めています。
セブン‐イレブン・ジャパンは、航空大手のANAホールディングスなどと共同で、先月末から東京 日の出町でドローンによる配送の実証実験を行っていて、2日、実験の様子が報道陣に公開されました。
ドローンは全長が2メートルほどで、重さが5キロまでの荷物を積み、コンビニの駐車場から、町内の病院や公園など4か所のうち、指定された場所へ自動で飛行することができます。
2日は店員がネットで注文を受けたお茶やおにぎりなどを積み込んだあと、ドローンがおよそ2キロ離れた公園まで飛行し、待っていた利用者が受け取っていました。
会社では2025年度までに、最短30分で商品を届けるサービスを全国で展開する計画で、過疎地などでの活用を念頭にドローンによる配送を実用化したいとしています。
セブン‐イレブン・ジャパンの新居義典総括マネジャーは「ドローンには非常に大きな可能性を感じている。今後は離島などでも実証実験を進めていきたい」と話していました。
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