生まれつき両腕に障害がある女子高校生が、足でドローンを操縦し、難関の国家資格の取得を目指しています。その挑戦の日々を取材しました。 ■両腕に障害 足でドローン操縦 “1000万ドルの夜景”と称される神戸の夜景。小型無人機ドローンを使ってこの映像を撮影したのは、当時中学3年生だった少女です。 今は高校2年生に成長した宮崎美侑さん(16)。ドローンの操縦に使っているのは、両足です。足の親指と人差し指でスティックを挟み、器用に動かしています。 美侑さんは生まれつき、両腕に障害があります。右腕はなく、左腕は肩の先までしかありません。なぜ、ドローンの操縦に挑戦しているのでしょうか。 宮崎美侑さん:「新しいことが好きなので、面白そうと思って始めた。小さい頃から人を救うことに興味があった。ドローンに出会ってもっと明確になった」 去年12月に新たに制定されたドローンの国家資格を取得するため、日々練習を重ねています。 宮崎美侑さん:「災害現場で私が(現場に)いなくても助けられる命があるのかなと」 これまで人がいるエリアの上空でドローンを飛ばすには、目視で機体を追える範囲内でしか認められていませんでした。去年12月に航空法が改正されたことで、目視せずに飛ばせるようになったのです。 目指すは国家資格「一等無人航空操縦士」です。資格を取得すると、一定の条件を満たすことで目視なしの飛行が可能になります。この半年ほどで150人程度しか合格していないという難関。足を使っての挑戦です。 宮崎美侑さん:「苦ではないし、そんなに困ったこともない。皆が手で字を書くように、足で字を書くので。皆が手で操縦するなら私は足かな」 16歳、最年少での資格取得を目指す美侑さんには、心に秘めた思いが…。 宮崎美侑さん:「他の人がもっと心を動かせられるものや、健常者で大人でも『この子が(国家資格を)取れるなら取ってみようかな』とドローン人口も増えたらいいな」 ■女子高校生(16)難関資格に挑戦 そして迎えた、国家資格の実技試験。 宮崎美侑さん:「緊張します」 風が吹き荒れ、ドローンをコントロールするには非常に難しいコンディション。美侑さんは3年間積み重ねてきた努力を信じて、足の指で正確に操縦をこなしていきます。果たして、結果は…。 国際ドローン協会・榎本幸太郎代表:「美侑さんの結果を発表します。結果は合格です」 国家試験の第一関門を見事に突破。5日後の筆記試験に通れば、最年少で国家資格取得を達成します。 宮崎美侑さん:「私を見て『もっとできるのでは』と思う人が増えて、私の夢ももっと現実的になればいいな」 夢は「人を救う仕事に携わること」。その夢に向かい、若き16歳はドローンとともにさらなる飛躍を誓います。
テレビ朝日
生まれつき両腕に障害の女子高校生 足でドローン操縦し難関資格に挑戦 (tv-asahi.co.jp)
一般社団法人国際ドローン協会 代表理事 榎本幸太郎さんより下記のご連絡を頂きました。1級合格 残る筆記試験頑張って欲しいです。
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ナミねぇ
鈴木さん
美侑ちゃんのニュースがテレビ朝日に紹介されました。
リンクを貼っておきます。
筆記試験合格することを祈るばかりです。
コメント
14日の学科試験は、合格されましたか?その後の報道がありませんので、
とても気になります。是非とも夢を実現して欲しい。
こんにちは。ユニバーサル・ドローン協会の鈴木です。みゆうちゃんの学科試験にご心配して下さってありがとうございます。
受験が遅れているようです。難しい試験ですしね。
僕らも見守ってる状態です。どなってるのかとプレッシャーもかけられないですし。
見守って下さいね。僕らもそうしますm(_ _)m